はむはむ絵本 ~2児のママがおすすめする絵本のご紹介~

3歳男の子と6歳女の子のママです。これまでに読み聞かせてきた絵本を紹介しています。

【読書感想文/レビュー】NEWウォーリーをさがせ!トラベルコレクション / マーティンハンドフォード

「NEWウォーリーをさがせ!トラベルコレクション」徹底レビュー:旅と探しの楽しさが詰まった一冊

本書「NEWウォーリーをさがせ!トラベルコレクション」は、お馴染みのウォーリーを探し出すゲームブックです。7つの異なるテーマの冒険が収録されており、小さめのサイズで携帯性にも優れている点が大きな魅力です。今回は、本書の魅力を徹底的に分析し、読者の皆様にその内容をご紹介いたします。

懐かしさとの出会い、そして新しい冒険へ

まず、本書の最大の魅力は、何と言ってもその懐かしさと新しさの融合です。多くの読者にとって、ウォーリーをさがせ!は幼少期の思い出と深く結びついているのではないでしょうか。本書は、そんな懐かしい思い出を呼び起こしつつ、同時に7つの全く新しい冒険を提供してくれます。それぞれのテーマは、鮮やかなイラストと緻密な描写で表現されており、まるで実際にその場にいるかのような臨場感を味わうことができます。

コンパクトなサイズがもたらす利便性と新たな楽しさ

本書は、従来のウォーリーをさがせ!シリーズよりもコンパクトなサイズで制作されています。これは、持ち運びやすさという点で大きなメリットです。旅行や通院時など、ちょっとした空き時間にも手軽に楽しむことができるため、様々なシーンで活躍してくれるでしょう。また、コンパクトなサイズゆえに、ウォーリーやその他のキャラクターも小さくなっていますが、それが逆に集中力を高め、より深く探しのゲームに没頭できるという効果もあると感じました。

7つの冒険、7つの魅力

7つの異なる冒険は、それぞれユニークな設定と個性豊かなキャラクターたちで彩られています。それぞれの場面は緻密に描き込まれており、多くの隠されたキャラクターを見つけることができるため、飽きることなく楽しむことができます。大人でも十分に楽しめる難易度でありながら、子どもも一緒に楽しめるように工夫されている点は、本書の大きな強みです。

親子のコミュニケーションツールとしての可能性

本書は、親子で一緒に楽しむのに最適な一冊です。一緒にウォーリーを探したり、見つけたキャラクターについて話したりする時間は、親子の絆を深める貴重な機会となるでしょう。世代を超えて楽しめるという点も、本書の魅力の一つです。大人にとっては、子供の頃の思い出を共有し、子供にとっては、親と一緒に楽しめる新しい遊びを見つけることができるのです。

難易度と視認性について

本書のサイズ感に関して、一部のレビューで「小さくて見づらい」という意見も見受けられます。確かに、従来のシリーズと比べると文字やイラストのサイズは小さくなっています。しかし、その小ささが逆に集中力を高め、より探す行為に没頭できるという側面もあると私は考えます。また、高齢者や視力の弱い方にとっては、多少の苦労を伴うかもしれません。しかし、拡大鏡などを利用することで、その問題を解決できる可能性もあります。

他のシリーズとの比較:持ち運びやすさと価格のバランス

他のウォーリーをさがせ!シリーズと比較すると、本書はコンパクトなサイズと、複数の冒険が収録されているという点で、非常に高いコストパフォーマンスを誇っています。複数の本を購入するよりも、本書一冊で様々な冒険を楽しむことができるため、経済的にも優れていると言えるでしょう。また、持ち運びやすさという点でも、旅行や外出の際に大変便利です。

まとめ:旅のお供に最適な一冊

本書「NEWウォーリーをさがせ!トラベルコレクション」は、懐かしさと新しさ、そしてコンパクトなサイズが魅力的な一冊です。7つの冒険を通して、何度でも楽しめる内容となっています。旅行のお供としてはもちろん、自宅での暇つぶしにも最適です。親子で一緒に楽しむことで、コミュニケーションの機会を増やし、心温まる時間を共有できるでしょう。小さめのサイズが気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、そのコンパクトさゆえの利便性と、集中して楽しめるというメリットも考慮すると、本書は間違いなくおすすめの一冊です。

本書の評価:★★★★★(5つ星)

小さめのサイズで、持ち運びやすさが抜群です。7つの異なる冒険が詰まっており、飽きることなく楽しめます。親子で一緒に楽しめる点は特に高く評価できます。視力の弱い方には少し見づらいかもしれませんが、拡大鏡などを利用すれば問題なく楽しめるでしょう。価格以上の価値がある一冊として、自信を持っておすすめいたします。